JR北海道 特急ライラック自由席に車いす「優先スペース」設置
特急ライラックの自由席内に車いす用のスペースがないため、車いすJR利用者は、デッキに乗っている状況でした。とりわけ、冬はデッキだと寒く、乗車時間が長いときは、とても困っている事を、真下紀子道議が道議会で取り上げて、車両の改善を求めました。真下道議の議会での発言を受け、このほどJR北海道は、自由席車両に車いす用の「優先スペース」を設置しました。
特急ライラック(旭川–札幌)普通自由席車両に車椅子用の優先スペースが設置されました。
設置の視察日では、旭川駅で旭川支社営業次長、旭川駅長、副駅長それぞれから、車いす用の「優先スペース」説明を頂きました。
車いすで、特急ライラック(旭川–札幌)に乗る場合は、普通車両に乗車の際は、利用者は、デッキとなる事を聞き、2017年12月の道議会で、改善を求める質問をしました。
その後、JR北海道は車両を改修し、優先スペースが設置されました。乗降口が2つありトイレがあります。各停車駅に障害物がない点から、6号車に設置されました。
車いす「優先スペース」の利用の際、特急ライラック(旭川–札幌)では、指定席1ヵ月前の予約が必要でした。これからは、自由席の「優先スペース」は、乗降スロープの利用を申し込むだけで乗車する事ができます。
利用者の方々からは、「(冬に)寒さをがまんしなくていいしスペースが広くて落ち着けます。」と、利用の感想がありました。車椅子の方々への周知がされ、多くの方に利用頂けることでしょう。