2021年5月13日 第1回臨時道議会
第1回臨時道議会
5月13日に一日の会期で開催され、真下紀子道議が質疑
時短要請に応じた飲食店への支援金の他、飲食店への見回り隊(時短をきちんとしているか、感染対策しているかをチェックするための費用を盛り込んだ補正予算が提案されました。
真下道議は、過去最高の感染拡大が続く要因は、五輪マラソンテスト大会のボランティアを札幌市外に勤務する道職員まで集め、新しい旅のスタイル事業で札幌以外の地域で旅行を勧め、五輪マラソンテスト大会終了直後まで、札幌に来ないでと呼びかけるだけで、国に対策強化を要請しなかったチグハグな姿勢にあるといえます。知事は判断を見誤ったと、鋭く批判しました。
質問当日の新規感染者が712人、札幌市は10万人当たり新規感染者110人を超えました。命の危機です!大規模検査で無症状者を把握し、ホテル・自宅療養者の治療へのアクセスの構築、自粛は補償とセットでの実施を。医療従事者のワクチン完了と定期検査は不可欠です。五輪ありき、新しい旅のスタイル事業の延長ありきから、人流抑制のための強い措置を行うべきと求めました。
また、道は、見回り隊の契約を、緊急随意契約で行いましたが、契約予定の人材派遣会社が、ゴールデンウィーク前からインターネットで「行政のお仕事です」と募集をかけ、道のマニュアル作成前から研修会を行うなど、道が監督責任を果たさないまま、当該企業体との契約ありきで進められていた実態を告発しました。知事は、「適切な契約に努める」と答えざるをえませんでした。