2018年3月19日(月)北海道地方路線問題調査特別委員会
真下紀子道議が質問
北海道地方路線問題調査特別委員会は、JR北海道が路線廃止を打ち出したのにともない、鉄道貨物輸送の状況を把握するために、JR貨物の取締役らの招致を行ない、説明を受けました。真下道議は、日本の食料自給にJR貨物の役割は大きく、欠かすことのできない物流であると、鉄路存続に向けての協力を促しました。
道議会地方路線問題調査特別委員会は3月19日、JR北海道の赤字路線の見直しに伴い、鉄道貨物輸送の状況等を把握するため、日本貨物鉄道(JR貨物)の玉木良知取締役ら幹部を招致し、説明を受けました。
日本共産党の真下紀子道議は、北海道から農産物を運ぶ重要性と今後の輸送拡大、線路使用料等について質問しました。
JR 貨物の幹部らは、農産物の大量輸送を担い、季節的変動による片荷輸送の課題に対して共同輸送等による利用拡大にとりくんでおり、トラック運転者不足が深刻 な中、鉄道の大量・広域輸送に注目する利用者も多いと説明。国鉄債務を負う一方、線路使用料と不動産収入、JR各社で最小の賞与など、経営努力で黒字化を はかり、広域的物流サービス事業者として貢献したいと表明しました。
真下紀子道議は、経営方針や責任ある経営努力を持っていることが十分伝 わってきたとのべ、「日本の食糧自給にとってJR貨物は欠かすことのできない物流であり、私たちも一緒に鉄路存続に向けて頑張っていきたい」と強調しまし た。また、地域の協議へのJR貨物の参加要望も受けました。
しんぶん赤旗 2018.3.22