youtube委員会質問動画追加 旭川市の中学生いじめ問題再調査、入院治療中に本人と警察以外の立ち会いもなく。少年警察の北海道のトップである脇山義人少年課長答弁に注目。
中学生いじめ問題 警察の対応に「中学生いじめ再調査委員会」が言及
旭川市の中学生いじめ問題再調査委員会による再調査報告の中で、北海道警察の対応の問題に言及する異例の対応がありました。日本共産党の真下紀子議員は2024年9月27日、予算特別委員会で北海道警察に対し、いじめ防止対策の観点から北海道警察の対応を質問しました。
報告書は「警察の事件対応としては、当委員会は評価する立場にはなく、特段の問題があるとも認められない」と前置きしつつも、「自殺の原因となるフラッシュバックの重篤化と長期化に大きく影響した可能性を否定できない」と結論付けられています。
真下道議は、入院治療中に本人と警察以外の立ち会いもなく、2回にわたる警察の事情聴取は、治療的配慮がほぼなされない中で行われ、いじめ防止等対策の点から聴取や時期、方法、聴取者の慎重な検討が求められると述べ、聴取のあり方、情報の共有、証拠の扱い等について質問しました。
少年警察の北海道のトップである脇山義人少年課長は、「個別の事案については答えを差し控える」としつつ、児童生徒からの事情聴取は保護者等の同意を得たうえで、被害児童生徒の心情等を十分に考量して行い、入院中は医師の同意を得て行うこととしている」と答弁しました。「警察が入手した情報は、捜査上の秘密保持・プライバシー保護に十分配慮し、学校とも共有する。教育庁とも緊密に連携し、的確に対応する」と答えています。
youtube動画 2024年9月27日北海道議会(公安委員会所管審査)10月2日北海道議会 知事総括
2024年9月27日北海道議会予算特別委員会(第1分科会公安委員会所管審査)
真下道議は「旭川中央署の警察官が当該のお店に置いていた名刺を回収して口止めする行為があったと聞いています。このようなことを道警察が放置したと言われては、信頼も安心も地に落ちかねません。」と質問しています。 北海道警察の増沢五郎警務部長は、個別の事案について処分の有無などの回答は差し控えると答弁。今後も職員による非違事案の絶無を図るため適正な調査に基づく厳正な処分を徹底するとともに、再発防止に向けて、とりうる施策をきめこまやかに実施し、道民の皆様の信頼回復に努めてまいりますと答弁しました。答弁に立ったのは、道警の増沢五郎警務部長。 ※2024年3月29日付けで就任の道警(伊藤泰充本部長)は、北海道警察トップ伊藤泰充氏は本部長で、警視監である。
2024年9月27日北海道議会予算特別委員会(第1分科会公安委員会所管審査
真下道議の質問「旭川中央署では、旭川神居古潭で起きた高校生を転落死させたとする捜査対象者との飲酒、不倫、また未成年者との飲酒が道警察の職場の飲み会で行われていることに批判が高まっています。懲戒とせず懲戒注意にとどめていますけど、飲酒による重大な信用失墜事案が繰り返される事態というのをどう受け止めているのですか。」このようなことを道警察が放置したと言われては、信頼も安心も地に落ちかねません。」と質問しています。 北海道警察の回答 北海道警察の増沢五郎警務部長は、個別の事案について処分の有無などの回答は差し控えると答弁。今後も職員による非違事案の絶無を図るため適正な調査に基づく厳正な処分を徹底するとともに、再発防止に向けて、とりうる施策をきめこまやかに実施し、道民の皆様の信頼回復に努めてまいりますと答弁しました。
2024年10月2日北海道議会予算特別委員会 知事総括
真下紀子道議の妊産婦安心出産支援事業についての質問。地方に住む妊産婦が安心して出産し子供が無事に生まれてくるためにもいっそうの支援事業拡充を求めています。今回の新税では、宿泊税が命を生み出すための宿泊にも課税する事に再考を求めています。妊産婦へ国や道が負担軽減の宿泊補助する対象としているのに宿泊勢を課税する仕組みになる事に対して、知事の英断を求めています。 真下紀子道議は、「命を生み出すための宿泊にも課税するのか」と質問し、「子供基本法が9月25日に施行されたばかりです新税に関する懇談会では新法を踏まえた話し合いがなされておりません。今日の議会の議論を踏まえてを懇談会に伝えていただきたい。」と、知事に迫った質問を行いましたが、知事は答弁に苦慮し、懇談会に伝える趣旨には触れず答弁を終えました。
2024年10月2日北海道議会予算特別委員会 知事総括
領空侵犯時の国からの情報伝達について、また道か市町村への情報伝達についての真下紀子道議の質問。
北海道警察の不祥事、身内に甘い? 本来なら犯罪として取り締まる不祥事を、懲戒処分にもならない「監督上の措置」にとどめる
真下紀子道議 2024年9月27日道議会予算特別委員会
真下紀子道議の質問 編集版1
真下紀子道議の質問 編集版2
真下道議の質問に対して、北海道警察は2019年(R元)から2024年6月までの懲戒処分者が50人にのぼり、盗撮や酒気帯び運転、公文書不適切、酒気帯び運転、犯人隠避、窃盗、児童買春、住居親友、拳銃誤射、大麻、わいせつなどの犯罪で、免職9人、停職12人、減給22人、戒告7人が懲戒処分となっていると答弁しました。
盗撮、酒気帯び運転、児童売春等、窃盗、住居侵入、拳銃誤射、麻薬特例法違反
※2024年には、大麻や盗撮などの懲戒処分者が7人となっており、北海道警察の懲戒処分者は、深刻な事態になっています。北海道庁では懲戒処分を、所属振興局まで公表していますが、北海道警察は処分対象者の一部しか公表していません。
真下道議の質問で、懲戒に至らない「軽微」な案件とされた訓戒・注意等「監督上の措置」とされるものが、北海道警察では、2019年4月から2024年8月までの期間で、503人が「監督上の措置」とされている事がわかりました。
これらの内容は、無免許運転(免許失効中の運転)、傷害、暴行、公文書偽造、拳銃不適切管理、窃盗、パワハラ・セクハラなどなっています。
一般人に、こような事案があれば北海道警察は犯罪として取り締まるものばかりです。「(こような事案が)警察内部なら、訓告・注意という「監督上の措置」で済まされるなら、(一般人と)整合性が取れるのか。北海道警察としての責任をどの様に考えているのか」真下道議は質問しています。道警は原因・背景を分析の上、取組の強化を進めるとの答弁にとどまりました。
さらに、真下道議の質問は続きます。「旭川中央署では、旭川神居古潭で起きた高校生を転落死させたとする捜査対象者との飲酒、不倫、また未成年者との飲酒が道警察の職場の飲み会で行われていることに批判が高まっています。懲戒とせず懲戒注意にとどめていますけど、飲酒による重大な信用失墜事案が繰り返される事態というのをどう受け止めているのですか。」「旭川中央署の警察官が当該のお店に置いていた名刺を回収して口止めする行為があったと聞いています。このようなことを道警察が放置したと言われては、信頼も安心も地に落ちかねません。」と質問しています。
北海道警察の回答 北海道警察の増沢五郎警務部長は、個別の事案について処分の有無などの回答は差し控えると答弁。今後も職員による非違事案の絶無を図るため適正な調査に基づく厳正な処分を徹底するとともに、再発防止に向けて、とりうる施策をきめこまやかに実施し、道民の皆様の信頼回復に努めてまいりますと答弁しました。