2018年第3回定例道議会 9月27日一般質問真下道議1
2018.10.19 しんぶん赤旗
道の災害対策について、知事は本部長としての責任をどのようにはたしたのか。被災した地域の方々には、道はどのように支援してゆくのか等の質問。
2018年第3回定例道議会 9月27日一般質問真下道議2
一般質問真下道議1の続きで、真下道議が再質問を行なった。
2018年第3回定例道議会 9月27日一般質問真下道議3
子どもたちに明るい未来を
by スタッフ
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2018年10月13日(土)
真下紀子道議は旭川市内で第3回定例道議会の報告を行ないました
2018年10月10日(水)に閉会した第3回定例道議会の報告を、旭川市内の街頭で行ないました。第3回定例道議会では、「北海道胆振東部地震に関する意見書」、「北海道胆振東部地震からの復旧・復興に係る特別な財政措置を求める意見書」などの他、5つの意見案が提出され、いずれも原案可決された事を報告、とりわけ10月10日可決された日米地位協定の見直しを求める国への意見書について市民の皆さんに詳しくお知らせしました。
7月26日(木曜日)、27日(金曜日)の2日間、札幌市において全国知事会議を開催されています。この全国知事会でも「憲法・地方分権関係」の議題、米軍基地負担に関する研究活動報告及び提言がなされました。2018年8月14日「米軍基地負担に関する提言」に係る要請行動もとられています。提言の内容は、日米地位協定は、締結以来一度も改定されておらず、補足協定等によ り運用改善が図られているものの、国内法の適用や自治体の基地立入権 がないなど、我が国にとって、依然として十分とは言えない現況である。施設ごとに必要性や使用状況等を点検した上で、基地の整理・縮小・返還を積極的に促進すること等の提言内容で、知事会が沖縄県をはじめとする在日米軍基地に係る基地負担の状況を、基地等の所在の有無にかかわらず広く理解し、都道府県の共通理解を深めることを目的とした内容となっています。
真下道議は旭川市民の皆さんに、「この知事会の米軍基地負担に関する提言は、日米地位協定の見直しを日米両政府に提言したものです。「知事会提言」と「道議会意見書」は、これまで置き去りの状況だった日米地位協定の改善を求めるすばらしいものだと思います。」
「沖縄では翁長さんの遺志を継いだ玉城デニーさんが知事になりました。沖縄の人々は沖縄の基地を全国に移せとは望んでいません。米軍が都合良く勝手に日本全国に基地を押し付ける事が出来る日米地位協定に問題があるのです。」と街頭から熱くお伝えしたところです。
北海道議会 2018年10月10日 日米地位協定のあるべき姿への見直しを求める意見書_PDF
全国知事会 2018年7月27日 「米軍基地負担に関する提言」_PDF
条文比較(基地の管理権、立入り権)
1. 日本(日米地位協定)
第3条で米軍に排他的管理権を認め、日本側による施
設・区域内への立入り権は明記なし
2. ドイツ(ボン補足協定)
署名議定書において、ドイツ連邦、州、地方自治体の立 入り権を明記、緊急の場合や危険が差し迫っている場合 は事前通告なしの立入りも認められている
3. イタリア(モデル実務取極)
米軍が使用する基地もイタリア司令部の下に置かれ、イ タリア司令官は基地の全ての区域にいかなる制約を設け ずに自由に立ち入ることが可能
条文比較(警察権)
(注)警察権に関しては、日米地位協定とNATO軍地位協定の本文は、ほぼ同様の規定 になっているが、合意議事録、補足協定、モデル実務取極の規定により、それ ぞれの受入国の権限が大きく異なっている。
1. 日本(日米地位協定)
施設・区域内のすべての者若しくは財産、施設・区域外 の米軍の財産について、日本の当局は捜索、差押え又は 検証を行う権利を行使しない(合意議事録)
2. ドイツ(ボン補足協定)
ドイツ警察による提供施設・区域内での任務遂行権限を
明記
3. イタリア(モデル実務取極)
イタリア軍司令官が、基地内のすべての区域及び施設に 立ち入る権限を明記
ドイツ航空管制
1. ドイツ国内法の米軍への適用
米軍機もドイツ航空法の規定に基づき、米軍管理空港周 辺を除いてドイツ航空管制が管制を行っている 米軍が様々な種類の訓練を希望することは理解できるが、 ドイツのルールに従った訓練であることが条件
2. 航空管制の統合
軍民の航空管制統合は、1959年から取り組んで、1991年
にようやく統合が合意
3. 軍用機の訓練(演習)による空域の予約
米軍が訓練空域を使用する場合は、前日までに申請を出 さなくてはならず、ドイツ航空管制が許可を行う 申請に対しては、民間航空を第一に考えて検討を行う
イタリア航空管制
レオナルド・トリカリコ元NATO第5戦術空軍司令官
1. イタリア国内法の米軍への適用
米軍の活動には、イタリアの法律を全て適用させる 外国の人間がその国に入れば、その国の法律に従う。そ れを合意という
2. 基地の管理権について
米軍基地には必ずイタリア軍司令官がおり、米軍の活動
は必ずイタリア軍司令官に伺いを立てる必要がある
3. ロープウェイ切断事故後の規制強化について
事故後、米軍の低空飛行の高度制限や時間制限等を強化 規制強化時は、セルビアへの空爆作戦中であったが、国 内の状況を見ると規制強化をせざるを得ない状況だった
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北海道開発局は、沙流川総合開発事業の平取ダムと幾春別川総合開発事業の
新桂沢ダムと三笠ぽんべつダムの建設に関する基本計画を変更。
2018年9月27日の一 般質問で、真下紀子道議は、幾春別川と沙流川総合開発事業ダム基本計画の変更で予算が325億円も増額になる事への質問をしました。
※沙流川総合開発事業とは、沙流川の二風谷ダム、額平川に平取ダムの2つの多目的ダムを建設する事業です。建設中の平取ダムは、洪水調節や流水の正常な機能の維持として建設が予定され、平取町と日高町への水道水の供給を目的とした多目的ダムでもあります。ダム形式は重力式コンクリートダムで、堤高56・5m、総貯水容量4580万立方mで、2021年度の完成を予定しています。
※幾春別川総合開発事業は、S32年に完成した道内で最初の多目的ダムの桂沢ダムを、かさ上げする新桂沢ダム、幾春別川の支流である奔別川に三笠ぽんべつダムを新たに建設する事業のことです。
北海道知事は、これまで総事業費を増やさないと意見を付て道議会に、同意を求めてきましたが、たびたび予算増額を求めてきています。真下道議の質問に、増額を一切行なわないと道議会で答弁しながら、知事意見の責任が感じられません。災害対策用の川底の掘削や堤防強化のための予算は減らしており、この対応には問題があります。ダム優先の治水が正しいのか検証してゆくことが必要でしょう。
——これまでの高橋知事の道議会での説明——————–
2017年の12月道議会で高橋はるみ知事は、サンルダムの基本計画を変更し32億円を増額の知事意見の同意を議会求めています。その際に、真下道議から「2016年にも基本計画を変更し31億円の増額を認め、総事業費の増額を行わない」した、知事意見の重みをどう理解し実行しているのか指摘を受けています。
さらに、高橋知事は2017年の12月道議会で「事業者である国から詳細な聴き取りを行い、資料提供を通じて変更内容などを厳格に精査した。総事業費の算定については妥当」と「今後、総事業費の増額を一切行わないこと」や「徹底したコスト縮減を行い、総事業費の圧縮を図ること」「十分な情報提供を行うこと」などの意見を付していました。 下記事は2018年1月の真下紀子道議公式HP
ダム建設予算増額の内容
2016年の台風被害の対策として総事業費増額平取ダム約97億円増額新桂沢ダムと三笠ぽんべつダムは約228億円工期を2~3年延長。道は第3回道議会定例会で、この知事意見案をはかるとしていました。
計画変更内容
◯2016年台風で被災した工事箇所の復旧や工事手順の見直しを行なう。
◯地質条件変更への対応で完成時期を2年延伸し2021年度とする。
◯基礎地盤線の変更、堤高1.5m引き下げ55.0mに変更。
※コスト縮減を図ったが、地質変更への対応 や物価上昇による資材価格、労務費の上昇の影響により、総事業費を現行の平取ダム約97億円増額、三笠ぽんぺいダム228億円増額するというもの。
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第3回定例道議会一般質問
真下紀子道議、北電全域停電の責任を問う
真下道議は、2018年9月27日(木)第三回定例道議会の一般質問で、9月6日(木)の北海道全域で起きた停電(ブラックアウト)の北電の安全管理徹底と高橋知事のブラックアウトでの情報把握に不足がなったのかについて質問しました。
道が苫東厚真火力発電所耐震震度5相当だった事の把握が出来ていなかった事や、他の火力発電所の耐震震度の情報を持っていない事を指摘し問題視しました。この質問に対して道は、北電への安全管理の徹底を求めるという答弁にとどめ、北電からの情報把握について言及を避けました。
2018.10.7しんぶん赤旗
2018.10.2しんぶん赤旗
2018.9.29しんぶん赤旗
2018.9.28しんぶん赤旗
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北海道全域295万戸停電で、道民に深刻な生活被害を与える事となったブラックアウト
真下紀子道議は、2018年9月27日(木)道議会一般質問で、地震発生後3時間以上たって登庁した高橋知事の初動と、他県で起こっている災害や大地震を経験してもなお、危機感を持つ事に至らず、北電から耐震性や安全性の報告を受けようとする姿勢にも欠けていたなど、高橋知事の初動対応の遅れと、災害対策本部長としての姿勢問う質問を行い厳しく追及しました。
2018年9月29日(土)旭川市 街頭から道議会の報告する真下紀子道議
2018年9月29日(土)は旭川市内の街頭から、これら道議会での質問と知事の答弁を示し、課題を多く残した高橋知事の姿勢を市民の皆さんに、お伝えしました。
道は、火力発電所の耐震性も知らず、北電から情報提供を受けていないとの経済部長の答弁に驚きを隠せません。避難所は命と健康を守る場所として機能させ、復旧への意欲を回復出来る場所、真下道議は、早急な環境改善を求めました。また、農林支援対策を求める質問に、農政部著からきめ細かく対応する、水産林務部長から、林業経営の意欲が損なわれないように取り組むという答弁を引き出した事などを、真下道議は街頭から報告しました。
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