真下紀子道議 2024年9月27日道議会予算特別委員会
真下紀子道議の質問 編集版1
真下紀子道議の質問 編集版2
真下道議の質問に対して、北海道警察は2019年(R元)から2024年6月までの懲戒処分者が50人にのぼり、盗撮や酒気帯び運転、公文書不適切、酒気帯び運転、犯人隠避、窃盗、児童買春、住居親友、拳銃誤射、大麻、わいせつなどの犯罪で、免職9人、停職12人、減給22人、戒告7人が懲戒処分となっていると答弁しました。
盗撮、酒気帯び運転、児童売春等、窃盗、住居侵入、拳銃誤射、麻薬特例法違反
※2024年には、大麻や盗撮などの懲戒処分者が7人となっており、北海道警察の懲戒処分者は、深刻な事態になっています。北海道庁では懲戒処分を、所属振興局まで公表していますが、北海道警察は処分対象者の一部しか公表していません。
真下道議の質問で、懲戒に至らない「軽微」な案件とされた訓戒・注意等「監督上の措置」とされるものが、北海道警察では、2019年4月から2024年8月までの期間で、503人が「監督上の措置」とされている事がわかりました。
これらの内容は、無免許運転(免許失効中の運転)、傷害、暴行、公文書偽造、拳銃不適切管理、窃盗、パワハラ・セクハラなどなっています。
一般人に、こような事案があれば北海道警察は犯罪として取り締まるものばかりです。「(こような事案が)警察内部なら、訓告・注意という「監督上の措置」で済まされるなら、(一般人と)整合性が取れるのか。北海道警察としての責任をどの様に考えているのか」真下道議は質問しています。道警は原因・背景を分析の上、取組の強化を進めるとの答弁にとどまりました。
さらに、真下道議の質問は続きます。「旭川中央署では、旭川神居古潭で起きた高校生を転落死させたとする捜査対象者との飲酒、不倫、また未成年者との飲酒が道警察の職場の飲み会で行われていることに批判が高まっています。懲戒とせず懲戒注意にとどめていますけど、飲酒による重大な信用失墜事案が繰り返される事態というのをどう受け止めているのですか。」「旭川中央署の警察官が当該のお店に置いていた名刺を回収して口止めする行為があったと聞いています。このようなことを道警察が放置したと言われては、信頼も安心も地に落ちかねません。」と質問しています。
北海道警察の回答 北海道警察の増沢五郎警務部長は、個別の事案について処分の有無などの回答は差し控えると答弁。今後も職員による非違事案の絶無を図るため適正な調査に基づく厳正な処分を徹底するとともに、再発防止に向けて、とりうる施策をきめこまやかに実施し、道民の皆様の信頼回復に努めてまいりますと答弁しました。