生理用品を道立高校に設置 モデル事業にとりくみ新年度検討へ
2022年10月4日の道議会予算特別委員
日本共産党道議団は、道立学校のトイレに公費による生理用品を設置するよう2021年の道議会の質問で求めており、公費で道立学校に生理用品の設置加速を求めました。
この際に、北海道教育委員会は「既にトイレに設置している道立学校のメリットや課題の整理を行い、先行している都府県の事例を研究する。」と回答していました。
2022年10月時点で、道教委は先行実施状況や他都府県・市町村のとりくみを踏まえながら取組のあり方の協議を深めると回答、その後、担当部局に確認したところ、年度内に一か月程度の期間で10校程度に生理用品を設置するモデル事業に取り組む事がわかりました。
職員と生徒から配置場所や補充方法、経費などのアンケートのほか、二次元コードを利用して生徒の感想や希望などの回答も得る予定となっているようです。
その結果を踏まえて新年度の対応を検討してゆくとのことでした。年度の1ヶ月程度実施の財源は学校運営費予算を充当し、学校規模や校種を考慮して10校程度で取り組むとの事です。