平成29年8月に予定されている、矢臼別での米海兵隊と自衛隊による日米共同訓練に、オスプレイが初めて参加しようとしています。オスプレイは墜落事故を繰り返しており、原因究明も対策もとられないまま飛行が再開されるなど、国民の間に不安が広がっているところです。
平成29年4月20日(木)、真下紀子道議は、菊池葉子道議、宮川潤道議、佐野弘美道議とともに高橋はるみ道知事に対し、オスプレイの共同訓練参加中止を国に求めること、訓練の詳細とオスプレイ参加について詳細な説明を求め、日米共同訓練の固定化させないことを求める要請書を提出し、訓練中止を強く申し入れました。
対応した前川清三郎危機管理局次長は、「現時点での通知はないが、北部方面隊は共同訓練の対象となっており、オスプレイ飛来の可能性があり、国に速やかな情報提供を求めていく」と述べました。
すでに2009年以降、日米共同訓練は20回を重ね、訓練の固定化が事実上進んでいます。オスプレイが飛行している地域では、夜間や低空訓練、市街地上空での飛行が行われ、住民に大きな不安が押し寄せています。日本の空を米軍が我が物顔に飛行する異常な事態を変えていく必要があります。