2022年10月4日の道議会予算特別委員
公費で道立学校に生理用品の設置加速を
日本共産党道議団は、道立学校のトイレに公費による生理用品を設置するよう2021年の道議会の質問で求めています。
北海道教育委員会は「既にトイレに設置している道立学校のメリットや課題の整理を行い、先行している都府県の事例を研究する。」と回答していました。
YouTube動画 予算特別委員会 教育委員会所管 生理用品について
2022年10月4日の予算特別委員会で真下紀子議員は、昨年の回答に対する進捗状況を確認しました。また、早期の道立学校での設置実施に向けて加速するよう求めました。
道教委の調査では、既に道内5市2町で生理用品のトイレ等への配置が実施、実施予定となっています。
「生理用品が購入できない、急遽必要となったが所持していない状況は、女性の健康や尊厳意関わる重要な問題であり、児童生徒の心身に影響を与える」と明確に答弁ており道教委は、既に設置している道立学校を訪問し、設置理由と工夫、補充枚数等について聴取しているほか、他の全都府県から聞き取り調査を行い、分析を進めていると答弁しました。学校教育監は、市町村教委や保健福祉部局と協議を深めると答えました。
真下議員は、成長と発達の段階に応じた体の変化、特に思春期に関する科学的知識や性の多様性、性暴力対策等に関する学習機会について質問しました。
道教委は、保健体育科の授業で、思春期における性的成熟に伴い、異性を理解したり、尊重する態度を育むこと、生命の尊重と互いの個性の尊重の理解を深めるとともに、性暴力や性被害の予防、対処についてもとりくんでいると言及しました。