2022年2月1日 道議会 保健福祉委員会
豪雪地帯の生活保護利用者を対象に、本人または親族や地域の支援では日常生活に必要な通路・避難路の確保のための除排雪が困難で、有償で第三者に依頼する場合、除雪費が支給されます。
真下紀子道議は、2022年2月1日の道議会保健福祉委員会で、生活保護の除雪費の周知と活用を求めました。
道保健福祉部は、生活保護の除雪費について、「道内では10月から4月の期間ごとに、1世帯当たり3万2千円の範囲で認定が可能となっており、道内では2020年度で283件、339万4,317円の実績」と回答がありました。「自治体への丁寧な情報提供等、道内全ての福祉事務所での必要な対応に努める」とのべました。
澁谷文代福祉局長は、「福祉事務所での体制確保と研修実施などに専門性を備えた職員の配置や育成に取り組み、各種給付はじめ制度のわかりやすい説明や丁寧で適切な対応に努める」と回答されました。
除雪費の説明は、生活保護のしおりに記載されていますが、知らない方もいます。一層の周知が必要と、さらに真下議員は、不要な親族への扶養照会を行わないことも、生活保護のしおりに記載するよう改善を求めました。