2021年1月13日(水) 真下道議 道議会 環境生活委員会
2020年12月にも道は、太平洋セメント(株)、北斗市と災害廃棄物に関する協定を締結しました。大規模災害時にの災害による廃棄物を処理するなどの内容になっています。
災害による廃棄物には、場合によっては放射性廃棄物、アスベストを含むなど有害な廃棄物が含まれることがあります。
道では、2011年の福島第一原発事故による放射性物質を含む被災がれきを太平洋セメントで受け入れるための基準などを検討した経過があります。ただ安全基準自体に科学的根拠がなく、食料生産基地である北海道での受け入れに反対する声と議会議論を経て、道では放射能を含む災害がれきは受け入れないこととしました。
2021年1月13日、真下道議の環境生活委員会の質問で、道は放射性物質に汚染された災害廃棄物は道の災害廃棄物処理計画の対象外と答えました。しかし、放射性物質に汚染された災害廃棄物は国の責任において、対応されるべきとも答えています。
国から自治体に判断をゆだねられる事や、処理を押しつけたことがないよう、放射性物質に汚染された災害廃棄物が、今回の協定の対象となっていないことを確認しました。