【持続的な鉄道網の確立に向けた基本的な考え方(案)】
2020年1月8日(水)に、道が『持続的な鉄道網の確立に向けた基本的な考え方(案)』を地方路線問題調査特別委員会に報告しました。
中核都市間等を結ぶ幹線ネットワークとして鉄路の重要性が強調されています。経営安定基金の運用益不足とJR北海道の経営姿勢、大量輸送・定時性、本州との移動時間の不平等、トラック輸送の1/11という CO²の低排出などを説明する資料が添付されてます。道は、国への提言を2019年度内行なう予定です。
旭川・帯広間をつなぐ根室線の運賃と移動時間は、札幌乗り換えで片道11,070円(4時間30分)、富良野経由では3回乗り換えて4,070円(4時間 23分)、復旧させれば4時間弱で移動できることを示しています。安くて速い根室線の復旧の必要性を盛り込むように、地方路線問題調査特別委員会で真下道議は求めました。
JR北海道では、これまでの間で、人件費を2/3まで減少させています。職員の中途退職は過去最高となり、経営効率一辺倒になっていますが、大切なのは安全運行できる人員確保と、働く社員が希望を持てる会社にすることが必要と、真下議員は考えています。今年は国鉄清算事業団債務等処理法の改正を見通した大事な年となります。
地方路線の維持・存続めざして鉄路を守る調査に、道議会・地方路線問題調査特別委員会での真下道議の活躍が期待されます。