真下道議らが、航空自衛隊千歳基地の日米共同訓練中止を求める
米軍はこれまで以上に軍事訓練を重ね、自衛隊とともに訓練を強化する事は、道民のくらしと安全を脅かすものです。日本共産党道議団は、2018年4月24日(火)高橋はるみ知事に要請しました。辻井宏文危機対策局長らが対応しました。
2018年4月24日(火)から、F16(※1)戦闘機が6機が、本道を飛来する日米共同演習が始まっています。米軍の訓練場所は基地と同様に治外法権となります。
(※1)F-16はアメリカ軽量戦闘機でジネラル・ダイナミクス社(現ロッキード・マーチン)によって開発された戦闘機。米ネバダ州ラスベガス近郊で、現地時間2018年4月4日午前10時半頃、米空軍のF16戦闘機が墜落、操縦士1名死亡。米軍機墜落事故はこの2日間で3件あった。F16は、2017年に嘉手納基地に12機が約3カ月にわたり、米国から暫定配備されたが、タイヤのパンクで滑走路が一時閉鎖されたり、2018年2月に、米軍三沢基地所属のF16がエンジン火災を起こした、燃料タンク落下事故があった。
真下道議の申し入れに対して、道は口頭による、安全の徹底を申し入れたと話していますが、F16の飛行航路も知らされておらず、演習は強化・固定化しつつあります。米国でのF16墜落事故や三沢基地所属のF16による湖への燃料タンク落下事故があったばかりです。F16による爆音と低周波の影響など、多くの不安の声があります。真下紀子道議は、日本共産党道議団長として、中止を申し入れしました。