自衛隊募集事務所が高校生宅家庭訪問して就職勧誘

第3定例道議会一般質問で菊地葉子議員がとりあげる

9月16日、中高生の求人活動のため自衛隊募集事務所がルール違反の就職勧誘をしていた問題を、道議会一般質問で菊地葉子議員がとりあげました。

この間、道立高校の3年生に対して、自衛隊募集事務所が生徒宅を家庭訪問し、就職勧誘している事実が複数確認されています。菊地道議は「道教委は事実を把握しているのか。自衛隊の家庭訪問は求人ルールに反するのではないか」とただしました。

民間の求人活動では家庭訪問は禁止されており、自衛隊に特別許可されているわけでもありません。

柴田達夫教育長は、「家庭訪問は一部の学校で確認されている。生徒や保護者が自衛隊に説明を求めた場合は家庭訪問が行われることもある」としつつも、「新規学卒者の求人活動の秩序維持が図れるよう自衛隊に求めていく」と答え、家庭訪問に問題があることを認めました。

菊地議員は、「今回は本人や保護者からの要望がないのにもかかわらず、家庭訪問が行われたケース。民間の就職ルールに準じて、求人活動の秩序を守るよう道から自衛隊に申し入れるべき」と求めました。

今後、自衛隊の任務は危険性が増す可能性が大きくなる「戦争法案」の審議が続く中、派兵が懸念される北海道で、求人活動の秩序をこわすような自衛隊の活動が明らかとなったことは重要です。直ちに是正されるべきです

子どもの貧困対策、PTSD対策、難病対策について

2015年9月25日の第3定例道議会予算特別委員会

2015年9月25日の第3定例道議会予算特別委員会で子どもの貧困対策、PTSD(外傷後ストレス障害)対策、難病対策について質問しました。

子どもの貧困率が16.3%となり、北海道は対策を盛り込んだ計画の素案を示しています。しかし、貧困の具体的な把握が乏しく、対策は居場所づくりと教育支援が中心で、最もニーズの高い経済的支援に踏み込もうとしていません。

予算委員会で発言する真下議員

 

子どもの貧困の背景にあるワーキングプアの問題について、「生活保護基準を下回る場合は働いていても生活保護を併用できることを、子どもの貧困対策に明記するよう」求めました。

道保健福祉部からは、福祉事務所へ紹介するなどこれまでの対策を繰り返す答弁が続きました。真下議員は、「納得できない。従来の枠で貧困が深刻化したのだから、従来の枠を超えないければ貧困の解消はできない」と主張し、知事に質問することにしました。

生活保護の方に寄り添って就労を支援する支援員は14振興局管内に16人、広大な町村の支援に振興局に一人という状態です。真下議員は、道が年間53万円ほどを負担するだけで一人増やすことができることを明らかにして、増員などを求めました。

PTSDについて、これまで災害が起因となっている場合の対策でしたが、今後は児童虐待やDVなどの原因によるPTSDについても、社会的理解を得るようにとりくみ、相談体制や専門的治療に早期に結びつけていくと答弁。

また、国の対策と重複しない道独自の難病対策のを続すると答えました。