不適切発言の是正と再発防止を
2025年11月28日の鈴木知事は、自民会派の自民道議の一般質問で泊原発再稼働について問われ「総合的に判断する」と答弁した後、総務部長に指摘されて「今定例会で最終的に判断する」と発言を訂正しました。

答弁の訂正に対して、この答弁訂正に対して日本共産党の真下紀子道議は挙手し、「道政上の最重要判断を単なる字句の訂正で済ませる問題ではない。追加説明と謝罪を求める」と議事進行発言をしました。
この発言の取り扱いをめぐって議場内で議会運営委員会が約20分間協議をしました。その最中、自民席から「いまこそ緊急銃猟だ」という著しく不適切な発言が行われました。マスコミもこれを録音で確認し全国ニュースになっています。
2025年12月2日、党道議団は「議場における不適切発言の実態解明と再発防止を求める緊急要請」を伊藤条一議長に対して行い、記者会見を開きました。

ヒグマなどが市街地に出没した際に、人命を守るために銃を使用して捕獲する「緊急銃猟」という言葉を自身に向けられた真下道議は、身の危険を感じる「ヤジ」は23年の議員生活でも初めてであり、「道民の声を代表する議員に対する発言として、極めて危険であり警鐘をならしたい。二度とあってはならない」と厳しく指摘しました。
党道議団は、議会基本条例の規定にも反する不適切な発言をした議員が自ら謝罪することと、再発防止策を検討することを求めています。