第1分科会
道庁女性職員の幹部登用率は全国42位、3年前に「最大限の努力をする」と答えていた高橋知事ですが、数値目標も期限も決めていません。真下道議は、11月12日の決算特別委員会で、道における女性管理職登用の遅れた実態を示し、促進を求めました。
女性管理職登用進めて
道議会委で真下道議全国42位の低さ
真下道議は11月12日、道議会決算特別委員会で、道における女性管理職登用の促進を求めました。
内閣府の資料によると、都道府県の女性公務員管理職の2013年度の登用率全国平均は6.8%。北海道は3.1%と全国42位の低さです。
道 は答弁で、女性職員の昇任の遅れを「北海道は他府県よりも広域の異動があり、女性職員にとって育児等で転勤が困難であることがある」としました。
真下道議は「十数年間、全国の最下位グループに低迷し、全国平均の半分以下の登用率。これまで何度も議会で追及してきたが、依然として同じ課題を解決できていない」と指摘し、今後の女性登用の取り組みについて数値目標と期限を設定し、具体的に取り組むよう追及しました。
また、女性がキャリアアップを図り、社会で輝くためには、仕事と子育てに両性の協力・参加が不可欠であるにもかかわらず、男性職員の育休取得率が昨年は2人で2.2%と極めて低く、育児休暇をとりづらい状況があるとし、改善を求めました。