JR北海道に対し旭川市は適正な情報を求めよ
JR北海道に旭川市からも要請を
安全対策、利便性確保、情報提供
JR北海道では、旭川市内だけでも昨年12月の嵐山トンネル内で火災事故事故に続き、今年に入ってから1月の宮下通の変電施設の爆発、2月には嵐山トンネル内のケーブル損傷事故が発生しています。いずれも、利用者に多大な影響を与えました。
また、新幹線開業にともなう3月26日のダイヤ改正で、旭川―札幌間の「Sきっぷフォー」の廃止と、旭川―新千歳空港間の直通路線廃止に伴う乗継路線への変更など、JR北海道に対して説明を求める声や、今後の利便性への不安が広がっています。旭川市の経済活動や市民の利用においても、さらには道北圏を訪れる観光客にも大きな影響を与える可能性があります。
真下紀子道議は日本共産党旭川市議団らと共に、西川将人市長あてに「旭川市としてJR北海道に対し、事故多発状況の改善を求める安全対策の要求と、Sきっぷフォー継続、Sきっぷの有効期限の延長、そして旭川―新千歳空港間の直通廃止の再考などの利便性確保」を求めるよう、2016年2月12日(金)申し入れを行いました。
2016年2月7日はっらっ道政レポート259号
2016年度北海道予算編成及び補正予算に関する重点要望書提出
2016年度北海道予算編成及び補正予算に関する重点要望
第二次安倍政権発足から3年、一部の大企業が潤う一方で、非正規雇用率が4割を超えた北海道の 労働者の現金給与額は減少し、景気は低迷したまま、アベノミクスの波及効果は見当たりません。賃 金の引き上げが消費者物価の上昇や消費税増税に追いつかず、生活は困窮し、少子化や若年者の流出 にも歯止めがかかっていません。経済の中心を担う第一次産業や中小企業の継承にも困難が生じてい ます。労働者だけでなく、子どもや高齢者の貧困も顕在化しています。
そのため国は、2016年度予算編成において経済対策を重点としながらも、子育て支援・高齢者 福祉をかかげ、地方の疲弊に対する補正予算などの対策をとらざるを得ない事態となっています。し かしながら、政府が「1億総活躍社会」なるものを持ち出したものの、景気回復は円安を背景にした 外需依存であり、来年4月の消費税増税や法人税減税はいっそう格差を拡大させるものです。拡大さ れた格差の是正に背を向けていると言わざるを得ません。それゆえ、いのちとくらしを最優先とする 予算編成が北海道に強く求められています。
しんぶん赤旗 「北海道・東北のページ」 2016. 1. 29
しんぶん赤旗 2016. 1. 29
花咲大橋から40号線に向かう下り坂を調査
花咲大橋から40号線に向かう下り坂の市道を調査
旭川市花咲大橋から国道40号線へ、緩やかなカーブですが下り坂で、冬季間の雪道で滑りやすくなります。2016年1月26日に現地調査を行いました。
昨年、反対車線から車が飛び出してきて対向車に衝突した事故など4件の事故が 起きているようです。今回、市民から対策がとれないかと声が寄せられました。さっそく「小松晃市議」と「まじま隆英市議」と旭川 市の担当者から現地確認と、道路上の構造などの説明を受けました。
道路管理や注意喚起の必要があるのではないかなど、方策について話し合い、市では早急に検討する事となりました。冬は橋とトンネルの事故が多くドライバーは十分な注意が必要です。
旭川市は翌日の1月27日にさっそく注意を喚起する「すべる注意!!」という看板を2枚設置されました。
JR嵐山トンネル火災現場を調査
人命と安全最優先の対策求める
JR嵐山トンネル火災現場を調査
2015年12月27日4時過ぎに、JR北海道函館線の伊納・近文間にある嵐山トンネルで火災が発生。天井部が燃え、年末年始の移動の足に大きな影響が出ました。真下紀子道議は2016年1月18日、はたやま和也衆議院議員、森つねと国政相談室長とともに煙の跡が生々しい現場を調査しました。
事故当日架線の電流異常が検知され送電が遮断されました。再度通電した後、現地で火花と出火が確認され通電を停止。トンネル上部のポリエチレンが燃えていて、3時間以上経過してから消火活動を開始しました。
火災の原因はトンネル内の亀裂から漏水でできたつららによる架線の損傷とみられています。消火までに7時間以上を要し、年末に3日間運休、現在も徐行運転を継続しています。
「トンネル内は可燃性の遮水版を使用しており、今後も火災の危険があるため、法定点検のほか、つららの除去につとめている」とJR北海道の担当者が説明しました。
真下紀子道議は、火災時の救助手順や緊急車両の誘導、トンネルの点検方法などを質問しました。
今回は雪が少なく現場に入りやすかったとのことですが、深川から旭川間にはある5トンネルのうち谷合の3トンネルには途中から入れません。また、電化されている道内11トンネルで消火訓練が終了していないことがわかりました。
JRは「選択と集中」といいながら廃線・駅の無人化、スーパーカムイの運行見直しなど合理化を強行する予定です。さらに安全が切り捨てられてはたまりません。真下紀子道議は点検資料などの提出を求めました。
しんぶん赤旗記事2016.1.21 真下紀子道議が人命と安全最優先の対策求める
しんぶん赤旗 2016. 1.21