かなわないと思った夢が実現!
旭川高等支援学校開校式に参加 6月5日(日)
旭川市内の知的障害のある生徒が、自宅から通える旭川高等支援学校の開校式が、2016年6月5日におこなわれました。
環境・流通サポート科、福祉サービス科、生活技術科の3学科があり4月19日(火)北海道旭川高等支援学校の第1回入学式に24人が入学しています。
当日は生徒自身が来賓を誘導しました。
開校式で長谷弘之校長や柴田達夫教育長が地域住民と関係者に謝意をのべ、生徒を激励。生徒代表が「人の役に立つ仕事をしたい。この学校でしっかり頑張りた い」と決意をのべ、全員で校歌を合唱して披露しました。24人の一期生代表があいさつし、全員で校歌を合唱してしました。
教室などを見学した真下議員は、設備も新しく生徒さんや保護者の期待が大きいことを実感しましたと話しています。
8年前、寄宿舎のある美深や小平、雨竜などへの進学しか選択肢がない中、自宅から通える高等養護を旭川につくりたいとお母さんたちが声をあげました。
当初相談を受けた真下議員は超党派でのとりくみを提案。お母さんたちは11万名もの署名を集め、何度も道教委に交渉してきました。
旭川市や商工会議所の協力も得て、誘致期成会も結成。また誘致決定後も、新しい学校でのカリキュラムを提案するなど、生徒たちの卒業を見据えた学校づくりに奔走してきました。
「かなわないと思った夢が実現した」と喜びでいっぱいです。
しかし課題もあります。今年4月、24人の募集に想定を超える30人の応募がありました。
道教委はこれまで、美深や小平を含む学区の中で定数に満たない高等部もあると説明してきましたが、今後の定数配置のあり方について、生徒や保護者の意向の変化を見据え、見直しが必要といえます。
真下議員と旭川市議団は6月3日、通学型を希望する生徒の増加に応え、旭川高等支援学校の定数増を検討するように上川教育局に求めています。