北海道の鉄道網全体の議論こそ必要
北海道地方路線問題調査特別委員会で迫る
2018年2月15日に、北海道議会【北海道地方路線問題調査特別委員会】が開催されました。
真下紀子議員は、JR北海道が維持困難としている地方路線の存続について質疑を行ないました。真下議員は、JRの各線区ごとに存廃を議論するのではなく、この北海道の鉄道網をどうするのか、どうつなぐべきかという視点が大切であり、鉄道網全体の維持存続の視点が欠かせないと質問しました。
JR北海道が大きな利益を生むと考えていた、北海道新幹線は54億円の赤字となっており、利用者も、まだ低迷しています。その赤字のしわ寄せが地方路線へ向けられるのであれば、とんでもない事です。絶対に許されません。
2月20日(火)にも委員会が行なわれる予定です。また、2月26日にはJR 北海道社長への直接の質問が予定されており、真下紀子道議はJR北海道の今後の姿勢を問う質問を行います。
2018年2月17日(土)に、旭川市内で定例の街頭報告でも、JR北海道問題について説明し、道行く市民の皆さんに、北海道地方路線問題調査特別委員会での状況報告を行ないました。
北海道地方路線問題調査委員会とは?
JR北海道の事業範囲の見直し等に関する地方路線問題について必要な調査するための委員会です。今年下記の日程で委員会が開催されています。
〇2018年2月15日(木曜日)
一 般 議 事
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〇2018年2月7日(水曜日)
一 般 議 事
※JR北海道の事業範囲の見直し及び経営状況に係る参考人の出席に関する件
※臨時委員会開催の件
※「北海道交通政策指針(仮称)の原案に対するパブリックコメント等による意見募集の結果」に関する報告聴取の件
〇2018年1月11日(木曜日)
一 般 議 事
※JR北海道の経営再生に向けた国土交通大臣への要請実施報告の件
※JR北海道の事業範囲の見直しに係る地域の動きに関する報告聴取の件
※国への要請結果に関する報告聴取の件
※「北海道交通政策指針(仮称)」原案に関する報告聴取の件