オホーツク海の漁業振興調査
オホーツク海地域は本道漁業生産の3割を占める重要な地域です。近年の爆弾低気圧による影響や新たな漁場造成への課題など、宗谷管内の漁業振興を支援するため3月に現地調査に向かいました。
海底の変化つかむ図面作成を
枝幸漁協と頓別漁協を訪ね、漁業生産を拡大していくための課題などについて意見を伺いました。爆弾低気圧などのために海底が大きく変化していると予想されます。漁場の海底を把握する漁場図の作成から30年以上が経過しましたが、更新されていません。「ホタテの漁場を沖に広げるためにも必要」と話され、実際の図面を示して説明を受けました。
巨大な漁礁の撤去を!
道はこれまで水産資源の定着のため、コンクリート製の魚礁施設を設置してきましたが、耐用年数が過ぎ、ヒトデの住処になるなど弊害もでています。ホタテ漁場を沖へ拡大するためにと移設の要望がありました。「3トンのものはとても動かせない」など、漁業者だけでは解決できない課題も見えてきました。
真下議員は、5月の水産林務委員会でとりあげ、解決に向けて尽力していきたいとのべました。
調査には、菊地葉子議員、佐野弘美議員と、野口洋郎枝幸町議が同行しました。