道と道教委の天下り「道のあっせん」明らかに
平成29年3月3日(金)の真下紀子道議が、本会議代表質問
2017.03.03冬季に加温なしで野菜栽培PDF
2017.03.03高橋道政 4 期目政策を検証PDF
2017.03.03道、保育料無償化事業PDF
2017.03.03住宅供給公社等の短期貸し付けPDF
平成29年第1回定例会開会 3月3日(金)の真下紀子道議が、本会議代表質問で、道と道教委の天下りの実態を、明らかにするよう質問しました。これにより、道と道教委の、道による天下りの「あっせん」の全容がはじめて、明らかになりました。
明治安田生命に、道教委の次長級以上が3代以上継続して天下り、北海道中小企業総合支援センターに5年間で理事長、専務理事、常務理事、に2代連続で道OBが天下っている事がわかりました。
真下道議は、幹部職員の再就職に付いては、利害の関係団体のある企業へのあっせんを禁じている県や、第三者機関で、厳しく審査している東京都の例を示し、癒着につながりかねない天下りを厳しく規制すべきと質問、高橋知事は、他都道府県の取り組みを参考に見直しを不断に行なうと答弁しました。
1 本会議一般質問 真下紀子道議
はじめの質問と答弁
2 本会議一般質問 真下紀子道議
再質問と答弁
3 本会議一般質問 真下紀子道議
再々質問と知事答弁
2017年3月12日はっらっ道政レポート277号
2017年3月3日 定例道議会の代表質問
3月3日(金)、真下紀子道議が、代表質問に立ちました。
北海道の鉄路を残すため一丸となって取り組む必要があります。日本共産党国会議員の「リニアより北海道への支援を・・」との国会質問もあり、真下道議の質問も、より力が入ります。高橋知事にも、鉄路存続に向け本気の取り組みを行なうように質問しました。これまで訪問した各市町村の声を紹介し、鉄路存続の大切さを質問しました。議場から応援のヤジが出ましたが、バス転換後の状況を道が調査し、市町村に情報を提供することが約束されました。
続けて、道職員幹部の天下りの指定席見直しを求め、一定の答弁を知事から引き出す事が出来ました。
2017年2月19日はっらっ道政レポート276号
加温なしで冬季にハウスinハウス野菜栽培
2017年2月9日(木)厳寒の北海道上川農業試験場で
加温なしで冬季にハウスinハウス野菜栽培
近年原油価格の高騰や異常気象により、 冬場のは葉菜類の入荷量や価格が不安定となり、 冬場であっても道内産の葉菜類を求める声が強くなっています。2017年2月9日(木)、真下紀子道議は比布町にある北海道上川農業試験場を訪問。 厳寒の冬季に加温しないハウスで野菜を栽培する研究を道議団とと もに調査しました。上川農業試験場の田中英彦場長らから説明を受け、ハウス内も調査しました。
大型ハウスは二重のフィルムで覆われています。 小さな送風機でフィルムの間に24時間外気を送って膨らませてい ます。さらに小型のハウスて覆う場合もあり、まるでハウスinハ ウスです。
地域エネルギーによる野菜栽培を研究を続ける地子立( じしたつる)研究主任は、品種によって寒冷に対する強さが違うた め、気温、室温、 地下の温度を測定しながら野菜の育成を3年間にわたって観測。 昨年12月にはマイナス26.2℃となり、トンネル内の最低気温 は-2.8℃となり、多重フィルムの被覆によって20℃ 以上の保温効果が得られました。小 松菜は一度凍結したようになり ますが、室温が上がると青々とした状態に復活します。 結球レタスは凍結してしまいましたが、 小松菜は復活することがわかりました。 わさび菜やリーフレタスはすくすく育ち、 逆に凍れがはいることで食味もよくなっています。地子さんは「 結球レタスは腐れが入りましたが、 小松菜やわさび菜の復活には驚きました。 収量は少し下がりますが、 冬の価格を考えると暖房費がかからない分、 経営的にもいいと思います。 味もよく気温が下がると野菜の状態がどうなっているか、 今ではワクワクします」と話します。
通風にかかる電気代は月100円、 天気がいいとハウス内の気温も上がって生育が進みます。 フィルムは通常農家が使う資材を使用するため初期投資も少なくて すみます。 通年雇用が課題の農業法人でも関心が高いとのことです。ハウスの フィルム被覆を増やした場合の厳冬期の保温性と小松菜などの収量 性の調査について、「1棟ではじめましたが5凍まで増えて忙しく なりました」と話す地子主任の声が嬉しそうです。さらに研究精度を高め、 実用化をめざしたいと熱い研究が厳寒の上川で進められています。