注目されるカジノのゆくえ
有識者懇談会の意見を取りまとめ苫小牧市と選定
道は、カジノ優先候補地を2018年11月27日に有識者懇談会の意見を取りまとめ苫小牧市と選定にしました。
道議会、食と観光対策特別委員会で「優先候補地の選定は誘致のプロセスを前に進めている」と批判して質問を重ねギャンブル依存症の実態調査を行うよう迫りました。観光局誘客担当局長は「依存症の実態把握について実態を的確に把握できる手法などについて検討し調査に向けて取り組みを進める」と答弁しました。
また、反対意見も聞くよう求めたところ観光振興監は「基本的考え方を示し地域説明会中で道の考え方を説明する。様々な意見を聞き誘致の是非について最終的な判断をしていく」と答えています。
どこにつながる鉄路なのか
11月29日(木)
第4回定例道議会特別委員会はJR北海道幹部を参考人招致しました。
国の支援を受けても赤字が改善せず、運賃引き上げと地域支援を求めるJR北海道は、新幹線の大幅な赤字を持っても、収支は今後も改善はできないと委員会に報告し、JR北海道の赤字地方路線はパス転換したいというプランを示しました。
これらは、道民が到底理解出来るものではありません。また根室線の復旧を求めて国と道に届けられた新得町議会の意見書に、島田修社長がすぐにはできないが雪解けまでにはと発言したことが、これまでも委員会や多方面の会議の席において引用されていますが、本人曰く「(そのような)発言はしていない。」と11月29日の委員会で答弁した事は、驚かざるおえません。
真下道議が、JR東日本の車内誌には北海道応援の広告があり、北海道の路線図が示された中には、路線が明記されており、バス代行とは描かれていません。このバス代行に関してJR北海道幹部は、知らなかったという答弁がされています。
新得–東鹿越 荒れた線路
とぎれた鉄路
洗濯機・冷蔵庫・テレビの被災者への家電3品支援へ
洗濯機・冷蔵庫・テレビの被災者への家電3品支援へ
第4回北海道議会定例会で、災害対策など265億円の補正予算が全会一致で可決しました。
11月27日(火)の道議会本会議、真下道議は知事に、洗濯機・冷蔵庫・テレビの家電3品への支援は被災者の切実な要望と指摘しました。これを受けて、高橋知事は、生活家電は不可欠な生活用品であるとし支援すると回答しました。このことで、道は洗濯機・冷蔵庫・テレビの家電3品を助成する ことになりました。18年前の有珠山噴火の際に、当時の山根泰子道議(札幌白石区選出)が個人補償を求めた過程を経て、今回の家電3品への予算措置が行われる事になった事は大きな成果といえます。
被災規模が600万円に至らないため支援の対象外となる農家への拡充や、災害援護資金貸付の金利補填なども真下道議は、提案しましたが拡充には至りませんでした。
2018.11月29日(木)しんぶん赤旗
道、苫小牧市が優勢、道内の場所を早急に・・勝ち残れない。
被災状況調査、JR根室線の東鹿越から新得間
11月19日(月)、根室線の東鹿越から新得までのJR不通区間現地調査
真下紀子道議は、根室線の東鹿越から新得までの不通区間の被災状況などの現地調査現地入りしました。
2016年8月の豪雨災害で新得駅の鉄橋が被災しています。JR石勝線につながる鉄橋は修復されていますが、新得から富良野へ向かう途中の落合付近は被災したままの状況が続いています。
鉄橋もトンネル付近も不通の状況が続いており現在、代行バスが運行されていますが、ダイヤは便利さを欠くものとなっているとの利用者からの声もあります。道北道東をつなぐ路線を、修復せず放置し、いずれ廃線にするような方向へすすめるようなことを、住民は望んでいません。早期復旧させる姿勢があるのか、JR北海道の修復への対応が問われています。