真下道議が、幌延町の幌延深地層研究センターを視察

埋め戻さず、恒久の研究施設として残そうとしている可能性

真下紀子道議らは、7月17日幌延町の幌延深地層研究センターを訪れ、地下350メートルまで掘り進められた研究坑道をはじめとする研究施設を調査しました。

幌延深地層研究センターは使用済み核燃料の「高レベル放射性廃棄物」の最終処分技術を「研究」する施設です。
幌延深地層研究センターでは、清水和彦所長らと懇談。所長が「幌延では、データをとる方法と処分技術を整備している。今後7年で、500メートルまで掘って、改めてデータをとる」と説明しました。

幌延深地層研究センターを、管理運営する日本原子力研究開発機構の筆頭理事が、地元議員らに「埋めるのはもったいない」などと発言したことが明らかとなり、埋め戻さず、恒久の研究施設として残そうとしている可能性が出てきています。

懇談では、大門議員らが「期間延長のための新協定を締結し、埋め戻さず恒久施設として残そうとしているのではないか」と批判しました。

日本原子力研究開発機構は、北海道、幌延町との3者協定(2000年11月)で、放射性廃棄物を持ち込まず、およそ20年間で研究を終了し、坑道は埋め戻すことを合意しています。

真下道議は第2回定例道議会の一般質問(6月25日)で、協定の順守はもとより、放射性廃棄物の持ち込みを行わないと宣言すべきと知事に強く求めました。

この調査には紙智子、大門実紀史両参院議員、森英土(つねと)道国政相談室長、鷲見悟幌延町議らが同行しました。

真下道議が函館「はこだての家 日吉」を視察

施設でなく地域で暮らす住宅 真下道議は、4月25日「はこだての家 日吉」を視察

◇◆ 桜がほころぶ4月25日の函館市、2013年12月にオープンした視覚障がい者と聴覚障がい者が共に暮らす賃貸住宅「はこだての家 日吉」の視察。

PO法人「ユニバーサルホーム函館をつくる会」のスタッフが24時間常駐し運営に当たっています。コンセプトは、「施設でなく住宅。いろんな人が暮らすコミュニティー」。入居者ができる限り自立した生活を送り、スタッフは必要なときにサポートします。

3階建てで共用玄関は自動ドア。廊下には点字ブロックと手すりが備えられ、エレベーターは車椅子対応と、障害の有無にかかわらず、すべての人にとって使いやすいように、「ユニバーサルデザイン」が行き届いています。

◇◆ 「施設でなく地域で暮らす住宅です」と説明を受けました。入居者ができる限り自立した生活を送り、スタッフは必要なときにサポートします。

「食堂の椅子を引きずる音が2階の部屋まで響くので、アルミサッシ職人の入居者と法人理事の建具職人(2人とも聴覚障害者)が試してくれて、テニスボールを足にかぶせたら音が出なくなりました」「夕食のあとも部屋に戻らないで、食堂が歓談と交流の場になっています」と目を細めます。

住宅は37戸で、2DKタイプと1DKが2タイプの計3タイプ。ドアホンは光るチャイムになっているなど、視覚障害者、聴覚障害者双方に配慮された設計です。緊急ボタンは居間とトイレ、浴室にあり、ナースコールは会話ができるタイプです。


◇◆ 建設のきっかけは2008年、現事務局長の有田さんと視覚障害の人たちが、道央圏の入所施設を訪問したことです。函館出身の入所者から「帰りたい」と要望が寄せられました。

有田さんと日本共産党の丸尾隆子市議(当時)が、同NPO法人現理事長の和泉森太さんに相談。丸尾さんとつながりのあった聴覚障害者らも参加して勉強会を重ね、「福祉施設でなく共同住宅」と方向性を確認しました。

建設費は約2・4億円。国土交通省の12年度「高齢者・障害者・子育て世帯居住安定化等推進事業」の「先導的事業」に認定され、10分の1が補助されました。

◇◆ NHKが2月に全国放映し、「何かあったらボタンを押して、少しだけ手助けしてもらう」という運営に共感する人たちから申し込みが続いています。「まだ少し入居に余裕があります」と有田さんは話します。