知事意見の軽さ、幾春別川・沙流川総合開発事業ダム基本計画たびたびの予算増額

北海道開発局は、沙流川総合開発事業の平取ダムと幾春別川総合開発事業の
新桂沢ダムと三笠ぽんべつダムの建設に関する基本計画を変更。

2018年9月27日の一 般質問で、真下紀子道議は、幾春別川と沙流川総合開発事業ダム基本計画の変更で予算が325億円も増額になる事への質問をしました。2018.9.27_3tei_4


※沙流川総合開発事業とは、沙流川の二風谷ダム、額平川に平取ダムの2つの多目的ダムを建設する事業です。建設中の平取ダムは、洪水調節や流水の正常な機能の維持として建設が予定され、平取町と日高町への水道水の供給を目的とした多目的ダムでもあります。ダム形式は重力式コンクリートダムで、堤高56・5m、総貯水容量4580万立方mで、2021年度の完成を予定しています。

※幾春別川総合開発事業は、S32年に完成した道内で最初の多目的ダムの桂沢ダムを、かさ上げする新桂沢ダム、幾春別川の支流である奔別川に三笠ぽんべつダムを新たに建設する事業のことです。


北海道知事は、これまで総事業費を増やさないと意見を付て道議会に、同意を求めてきましたが、たびたび予算増額を求めてきています。真下道議の質問に、増額を一切行なわないと道議会で答弁しながら、知事意見の責任が感じられません。災害対策用の川底の掘削や堤防強化のための予算は減らしており、この対応には問題があります。ダム優先の治水が正しいのか検証してゆくことが必要でしょう。

——これまでの高橋知事の道議会での説明——————–
2017年の12月道議会で高橋はるみ知事は、サンルダムの基本計画を変更し32億円を増額の知事意見の同意を議会求めています。その際に、真下道議から「2016年にも基本計画を変更し31億円の増額を認め、総事業費の増額を行わない」した、知事意見の重みをどう理解し実行しているのか指摘を受けています。

さらに、高橋知事は2017年の12月道議会で「事業者である国から詳細な聴き取りを行い、資料提供を通じて変更内容などを厳格に精査した。総事業費の算定については妥当」と「今後、総事業費の増額を一切行わないこと」や「徹底したコスト縮減を行い、総事業費の圧縮を図ること」「十分な情報提供を行うこと」などの意見を付していました。   下記事は2018年1月の真下紀子道議公式HP2017年12月道議会1

3ダム建設1056億円増額、総額2826億円へ

ダム建設予算増額の内容
2016年の台風被害の対策として総事業費増額平取ダム約97億円増額
新桂沢ダムと三笠ぽんべつダムは約228億円工期を2~3年延長。道は第3回道議会定例会で、この知事意見案をはかるとしていました。
計画変更内容

◯2016年台風で被災した工事箇所の復旧や工事手順の見直しを行なう。
◯地質条件変更への対応で完成時期を2年延伸し2021年度とする。
◯基礎地盤線の変更、堤高1.5m引き下げ55.0mに変更。

※コスト縮減を図ったが、地質変更への対応 や物価上昇による資材価格、労務費の上昇の影響により、総事業費を現行の平取ダム約97億円増額、三笠ぽんぺいダム228億円増額するというもの。

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